美術館コレクションのなかのマグリット…

■海外の有名美術館には、マグリットの作品が収蔵されていることがあるので、そこのコレクションが一部日本に巡回してきたときに、マグリットの作品も一緒に来ている可能性があります。

■また日本国内でマグリットの作品を所蔵している美術館があります。 ⇒国内所蔵のページ

2008-09 ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館所蔵 ピカソとクレーの生きた時代


「ピカソとクレーの生きた時代」展図録の表紙
2009年1月2日-3月22日(日) Bunkamuraザ・ミュージアム
2009年4月10日-5月31日 兵庫県立美術館
2008年10月18日-12月14日 名古屋市美術館
図録サイズ:22.2×28.5センチ 175ページ ソフトカバー

■ドイツ、デュッセルドルフのノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館は、質の高い20世紀美術の豊富なコレクション、通称“K20”で知られています。
■ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館ホームページ http://www.kunstsammlung.de/
■ピカソとクレーの作品に混じり、マグリットの作品が3点展示されていました。
1.「庶民的なパノラマ」原題:Panorama populaire 1926年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.122)
図録通番28。82-83ページに収録。
2.「出会い」原題:La rencontre 1926年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.99)
図録通番29。84-85ページに収録。
3.「とてつもない日々」原題:Les jours gigantesques 1928年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.225)
図録通番30。86-87ページに収録。

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2007 フィラデルフィア美術館展 印象派と20世紀の美術


フィラデルフィア美術館展のチラシ
2007年7月14日-9月24日 京都市美術館
2007年10月10日-12月24日 東京都美術館
図録サイズ:30×22.5センチ 257ページ ソフトカバー

■アメリカ独立宣言の地であるフィラデルフィア。ここの美術館は、中世、ルネサンスから現代に至るまで約25万点ものコレクションを誇るアメリカ屈指の美術館です。今回は47作家77点が一堂に展示されており、第4章「シュルレアリスムと夢−不可視の風景」と題してマグリットの作品が、デ・キリコとミロの作品に挟まれて展示されていました。
■フィラデルフィア美術館ホームページ(コレクションサーチで検索すると画像あり)http://www.philamuseum.org/
■マグリットの作品は1点。「六大元素」原題:Les six éléments 英題:The six elements 1929年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.321) 図録通番62。182-183ページに収録。
日本語版「MAGRITTE」BSS世界の巨匠シリーズ A・M・ハマハー/著 82-83ページで「六つの要素」として紹介されている作品です。

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2006 クリーブランド美術館展 女性美の肖像


クリーブランド美術館展のチラシ
2006年9月9日-11月26日 森アーツセンターギャラリー
図録サイズ:25×21.3cm 160ページ ソフトカバー

マグリット作品掲載の見開きページ画像 ■アメリカ・オハイオ州にあるクリーブランド美術館は、マグリットの作品をいくつか所有しています。「The Secret Life」「World Tour」「The Human Condition」(以上3点はクリーブランド美術館のホームページで画像を見ることができます。)「The Legend of the Centuries」など。
■クリーブランド美術館ホームページ http://www.clevelandart.org/exhibcef/WorldTour/html/
■今回の展覧会は「女性美の肖像」と題して、主に印象派・後期印象派の作品中心の紹介ですが、ピカソ、ブラック、エルンスト、マグリット、モンドリアンなどの作品も含まれてます。
■マグリットの作品は1点。「秘密の生」原題:La vie secrète 英題:The secret life 1928年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.)図録通番43。116-117ページに収録。

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2004 グッゲンハイム美術館展

グッゲンハイム美術館展のチラシ
副題:モダンアートの展開 ルノワールからウォーホールまで
2004年7月17日〜10月11日 東京渋谷・Bunkamuraザ・ミュージアム
図録サイズ:30.5×21.2cm 244ページ ソフトカバー

マグリット作品掲載の見開きページ画像 ■モダン・アートの系譜をたどるというコンセプトのもと、一作家一点を紹介。図録も見開きで右に作品、左に解説、また画家略歴も巻末に一作家一ページで顔写真ありと豪華な作りとなっています。
■なおグッゲンハイム美術館のコレクション展は、1991年にも開催されており、その時の邦訳タイトル名は「大気の声」。展覧会の副題は「ピカソからポロックまで」
■グッゲンハイム美術館ホームページ http://www.guggenheim.org/
■マグリットの作品は1点。「天空の声」原題:La Voix des Airs 英題:Voice of Space 1931年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.339)図録通番45。114-115ページに収録。

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1997 ポンピドー・コレクション展

ポンピドー・コレクション展のチラシ
1997年9月20日〜12月14日 東京都現代美術館
表紙:アンリ・マティス作「ルーマニアのブラウス」
図録サイズ:30×23cm 200ページ ソフトカバー

マグリット作品掲載の見開きページ画像 ■フランスの主に20世紀美術収集を司るポンピドーが、開設20周年を迎えて、改修工事に入るに伴い、常設展示から動かされることのなかった代表作が一挙に巡回してきた特別な展覧会です。
■ポンピドー・センター公式ホームページ http://www.cnac-gp.fr/
■マグリットの作品は2点。(見開き画像参照)
1.「二重の秘密」原題:Le Double Secret 1927年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.164)
2.「赤いモデル」原題:Le Modèle Rouge 1935年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.382)図録通番62/63。92-93ページに収録。

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1996 フォルクヴァング美術館展


フォルクヴァング美術館展図録表紙
1996年4月5日〜5月19日 岡山県立美術館
1996年6月21日〜7月28日 北海道立近代美術館
1996年8月4日〜9月8日 名古屋市美術館
1996年11月2日〜1997年1月9日 東武美術館
1997年2月14日〜3月23日 熊本県立美術館
図録サイズ:28.5×22.8cm 160ページ ソフトカバー

掲載ページ見開き画像。左がマグリット作品。 ■ドイツのエッセン市にあるフォルクヴァング美術館の欧米絵画のコレクション。ドイツロマン派に始まり、19世紀から20世紀初頭にかけての巨匠の作品が収録されている見ごたえのある図録です。マグリットの他にイヴ・タンギー、ダリ、エルンスト、デ・キリコ、ミロ、ピカソのシュルレアリスム作品等も収録されています。
■フォルクヴァング美術館ホームページ http://www.museum-folkwang.de/
■マグリットの作品は1点
「夢遊病者」原題:Le Noctambule 1927-28年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.271)図録通番42。94ページに収録。解説は巻末136ページ。部屋に街灯がある奇妙な作品。カーテン、絵中絵、帽子をかぶった男など今後のモチーフ原型も伺える初期の作品。

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1995 20世紀美術の挑戦−ルートヴィヒ美術館展


ルートヴィヒ美術館展図録表紙
1996年4月5日〜5月19日 岡山県立美術館
1996年6月21日〜7月28日 北海道立近代美術館
1996年8月4日〜9月8日 名古屋市美術館
1996年11月2日〜1997年1月9日 東武美術館
1997年2月14日〜3月23日 熊本県立美術館
図録サイズ:30×22.5cm 160ページ ソフトカバー

掲載ページ見開き画像。右がマグリット作品。 ■ドイツの古都ケルン市にあるルートヴイヒ美術館は、ドイツ表現主義、ロシア・アヴァンギャルド、ピカソをはじめとして、ポップ・アート、現代のヨーロッパ美術にいたるコレクションを所蔵しており、質と量ともに世界有数の20世紀美術のコレクションを誇っています。第1章「ピカソとパリの画家たち」、第2章「ドイツ表現主義とバウハウス」、第3章「ロシア・アヴァンギャルド」の構成。
■ルートヴィヒ美術館ホームページ http://www.museenkoeln.de/museum-ludwig/
■マグリットの作品は1点
「精神の現在」原題:La Présence d'esprit 独題:Die Geistesgegenwart 1960年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.911)図録通番14。47ページに収録。この作品は、キリコ、エルンストらの作品と一緒に第1章に収められています。おなじみの山高帽の男と一羽の鳥と一尾の魚を並べて、世界の見方を示しているという難解な作品。

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1993 ニューヨーク近代美術館展


ニューヨーク近代美術館展図録表紙
1993年2月6日〜5月9日 東京・上野の森美術館
図録サイズ:28×22.3cm 238ページ ソフトカバー

マグリット作品掲載の見開きページ画像 ■ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Artの頭文字をとって「MoMA(モマ)」)は、20世紀以降のモダンアートの発展と普及に多大な貢献をしてきた美術館です。
■ニューヨーク近代美術館ホームページ http://www.moma.org/
■マグリットの作品は2点。(見開き画像参照)
1.「脅迫される暗殺者」原題:L'Assassin Menacé 1926年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.137)図録通番37。114-115ページに収録。
2.「偽りの鏡」原題:Le Faux Miroir 1928年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.319)図録通番38。116-117ページに収録。

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Scott M. Black Collection


タイトル:The Romance of Modernism:Paintings And Sculpture from the Scott M. Black Collection
ハードカバー: 200ページ
出版社: Museum of Fine Arts Boston (2007年2月刊行)
画集サイズ:30×25cm 200ページ ハードカバー

マグリット作品掲載の見開きページ画像 ■ボストン美術館で2006年12月12日から開催される展覧会に併せて出版された画集(洋書)のようです。メイン州のポートランド美術館にあるスコット.M.ブランク・コレクション(後期印象派の画家たちの蒐集で有名)を呼んでの展示でした。
詳細:http://www.mfa.org/exhibitions/sub.asp?key=15&subkey=2146
■コレクションのマグリット作品は、2点。以下のページで画像を参照できます。
http://www.portlandmuseum.org/exhibitions-collections/collection/black_gallery.shtml
1.Le Coeur Dévoilé, Portrait de Tita Thirifays (The Heart Unveiled:Portrait of Mme.A.Thirifays) 1936年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.412)104-105ページ。
2.La Tempête (The Tempest) 1944年 油彩・カンヴァス(レゾネNo.576)106-107ページ。
■デルヴォーの作品も1点あり。
The Greeting(The Meeting)1938年 油彩・カンヴァス(油彩レゾネNo.93)108-109ページ。

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