表紙絵データベース…ジェームズ・アンソール(1860-1949)


ベルギー近代絵画の巨匠。オステンド生まれ。クノップフらと共に「二十人会(レ・ヴァン)」の創立に参加。仮面や骸骨・悪霊などをモチーフに、生と死、人間の寓意を描いた作品が有名。

ルネ・マグリット(1898-1967)
ポール・デルヴォー(1897-1994)

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『予告された殺人の記録』(文庫本)


G・ガルシア=マルケス/著
新潮文庫版 1997年11月刊行
表紙:「仮面の自画像」

■実話に基づくという閉鎖的な田舎町で起きた幻想的とも言える殺人事件。以下、解題より引用「凝縮されたその時空間に、差別や妬み、憎悪といった民衆感情、崩壊寸前の共同体のメカニズムを複眼的に捉えつつ、モザイクの如く入り組んだ過去の重層を、哀しみと滑稽、郷愁をこめて録す」。まさにアンソールの絵が合っている内容です。

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『地球礁』(単行本)


R・A・ラファティ/著
河出書房新社 2002年9月刊行
表紙:「陰謀」1890

■ラファティは「ホラ吹きおじさん」とも言われる有名なSF作家で、抱腹絶倒・奇妙奇天烈な作風で短編を得意とします。やはりアンソールの表紙絵に合っている作風です。



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